延塚奉行漫画のお話2

クライアントさんの依頼に対して、考えた末「やる」という返事をしたのが昨年11月くらいでした。

納期的に厳しい仕事であるのは間違いないですが、それよりもこれが私が様々な場所でPRさせてもらっている、知られざる地方の歴史上の功労者を漫画で紹介するプロジェクトに沿った企画だったことが大きかったのは確かです。 しかも、その制作資金は日本財団という公益団体から自治体に提供されるというところが画期的。

これをそのプロジェクトの第一号案件とすれば、これを一つのひな型として別の企画にも応用できるはず。地元密着型の漫画を作りたいというニーズがあっても、制作資金の調達に頭を悩ませる自治体にとって、今回のように公共の財団からその資金をもらえるというのは朗報でしょう。

かくして、提供された資料に基づき、私が作ったプロット・ネームをクライアントさんと自治体の制作委員会との会議・承認を経て、1月中旬より制作開始し、2月中脱稿という無謀ともいえるスケジュールでプロジェクトが動き出しました。

ところが前作「防人たちの碑」が12月になってもまだ仕上がらず、早く仕上げてくれと矢のような催促。

その一方で、12月中旬に、当企画の第一回目の協議が行われるということで、先にプロットをもらって会議にかけたいとクライアントさんから聞いてました。 連載作家でもないのに、師走とはこういうことか。(T_T) 仕方ないと腹を括り、前作の仕上げに邁進しつつ、空いた土日2日間で一気にプロットを書き上げてクライアントさんに送りました。 普通であればもっとじっくり展開を考えて送るのですが、この時は多少のあらを気にする余裕もなく、修正どんとこいの本当の一発書き。

その後の会議は私のみリモートでの参加でしたが、色々と耳に痛いことを言われつつもさほど大きな修正もなく、何とかプロットが通りました。 そして3年かけた前作がようやく完成したのが、12月25日、クリスマスの日。 心身ともに疲労困憊している状態で、息つく暇もなく年末年始をつぶして「延塚奉行」漫画の90ページのネームをやらざるを得ない。 今更ですが、こういう状況でしたので、今年のネットでの年賀状はあきらめざるを得なかったのです。すみません。M(__)m

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