延塚奉行漫画のお話1

FBの方でもお話ししましたが、お正月に告知した「防人たちの碑」のリリースが諸事情で遅れ、こちらの方が先にリリースされることになりました。 江戸時代の豊前国築城郡(現在の福岡県築上町)に実在した、年貢に窮した農民を救うために藩命に逆らい切腹した奉行・延塚卯右衛門のお話。 このお話をいただいたのは、「防人たちの碑」執筆で、締め切りを大幅に過ぎて、最後の修羅場を迎えていた時。 この作品、自治体が制作に関わっていることもあり、予算の関係で当初から3月リリースが決まっていました。しかもページ数は90ページというではないですか。 その時はまだ「碑」の仕上げの真っ最中で、とても取り掛かれる状況ではなく、普通に考えても136ページを3年かけてようやく終えようというのに、90ページの時代劇を実質3か月ほどでやれるとはとても思えません。 週刊連載していたころはまだ若かったし無理も聞きましたが、正直還暦を過ぎ体力面でもきつくなってきた今、こんな超速の仕事をやれる自信もなかったのです。 どう考えても無理そうな状況であると率直にクライアントさんにお話ししましたが、一ページ当たりのコマ数を極力減らすことと、できる限り制作期間の延長を図るという条件でぜひ制作を、というお話でした。 2・3日考えてから、お返事をすることにしました。 もしやるなら一刻も早く取り掛からなければいけないことはわかってましたが、どのみち「碑」を仕上げてしまわないとにっちもさっちもいかないので、とりあえず最優先で仕上げに没頭しながら、どうするかもう一度考えるつもりでした。


閲覧数:34回0件のコメント

最新記事

すべて表示