卒業していく教え子たちへ

3月に入り、新型肺炎の影響があちこちで表れていますが、漫画家はもともと家にこもってひたすら描くのが仕事なので、あまり大きな影響はありません。というか最近は学校の仕事が忙しくて、学校がない春・夏休み時期の方が実は一番仕事に集中できる時期になっていたりします。(^_^) それでも3月は、咲き始めた桜とともに出来がいい学生も悪い学生も、ほっとして学校を卒業していく顔を見れます。教え子とお酒を飲むのもうるさく言われる昨今、大っぴらに学生と楽しみながら卒業式後に食事をできるのが唯一の楽しみだったりします。 残念ながら、今年はそれがかないません。 誰が悪いわけでもなく、教え子たちとそのご家族の命を守るためということであれば、我々講師はその方針に従うしかないと思います。 あまり偉そうなことを言えるような立場でもありませんが、周りがずーんと暗くなっている中で、たとえ一時でも、心が沈んだ人に感動や笑顔を与えられるような漫画やイラストを描き続けてほしい。 不謹慎と言われようが何だろうが、自分にはそれができると信じて、それを見た人たちの喜ぶ顔を想像しながら描いてください。 この憂鬱な時期が過ぎたら、いつかまた会いましょう。 ひたすら家にこもって、鉛筆の芯の粉と消しゴムカスまみれになりながら漫画を描き続けている先生より。(^^ゞ


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